何度も確認しないと気がすまない。度がすぎると強迫神経症と言われる病気に当たります。確認するのに時間がかかりすぎるのもかまわず、確認しないではいられないのが病的と言えます。
また手洗いを何度もするために時間がかかり、手の皮がすりきれそうになってもやめられないという強迫行為もあります。
行動面ではなく、くりかえし同じことを考えてしまうという思考面の強迫がみられることもあります。
素因を持つ人は多いのですが、病的になるのはそんなに多くはありません。学校や社会生活に支障をきたさないうちに治療が必要です。いくら理屈を聞かされても一人では治らないのがこの病気です。
治療法は、薬をのむことや行動療法を学ぶことです。カウンセラーが行動療法を担当しています。